This is Music is this !?(仮

2004-09-09水野修孝「ジャズ・オーケストラ'75」

TBMまとめ買いの最後5枚目。

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水野修孝+宮間利之とニューハード+オールスターゲスト「ジャズ・オーケストラ'75」TBM-CD-1855*1

75年9月3日(1-2)、76年5月26日(3)録音。原盤TBM-1003。

現代音楽作曲家の水野が前作(ジャズオーケストラ'73)録音後に渡米して帰国して1年たってから発表した作品。76年の録音は「水野修孝の世界」TBM-2567からのもの。このCD化でカップリングされたと思われる。前作の前衛的なものはなくなり、全面オーケストラによるジャズ・ロック。アンサンブルはジャズ寄りでビートは8の2曲。76年のはライブ録音で、2と同じ曲。

リズムが、2セットはいっており、村上秀一ds、田端貞一ds、岡沢章e-b、福島靖bに今村祐司perc。さらにギターも2本、渡辺香津美gと山木幸三郎g。ソロイストは、森剣治as,ts、中村誠一tsと渡辺。

3曲目の76年のライブは、明記がないが、リズムがロック寄り1セット(村上、岡沢)になってる以外は同じではないか、と思う。

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1曲目はアップテンポな8ビートで、うねるような複雑なホーン群のリフの間にソロがはさまる感じ。ドラムが厚いな。14分あまり。

2曲目はエレキ・ベースのヘヴィーなミディアムスローな8ビート曲で、1曲目と同じテーマのあとに、山木のファズとワウたっぷりのファンキーなリズム・ギターをバックに、渡辺のブルージーな長いソロ。さらにムードとテンポが二転三転して、後半はスピードアップ。いきなり渡辺弾きまくり状態を横目に、森、中村とソロをつなぐ、ジャムっぽい展開で最後まで走る。渡辺7分くらい弾きっぱなしだった。15分。

3曲目は、別なときのライブ録音で、2曲目を27分に拡大した版。開始3分以降、渡辺香津美がずっとギターソロをとってる感じ。岡沢は終始スラップベース、山木も終始ワウギターのカッティングと、ロックですな。テンポアップしてから、サックス、ギターのジャム、最後に複雑なホーンのリフパートで締める。

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メロディはやはりちょっと古い気がするんだけど、この複雑でスピード感のあるテーマをドライブするニューハードは正直かっこいいなー。渡辺香津美はやりすぎ。

すごく変なものを聴いた気がする。かっこいいんだけど。お腹いっぱい。

ところで、TBM-CD-1801に収録の2曲(6-7曲目)と、この盤の3曲目をあわせれば、「水野修孝の世界」TBM-2567になるのかな。