This is Music is this !?(仮

2005-06-27鈴木勲「黒いオルフェ」76年

Three Blind MiceのTBM1800シリーズアンコールプレスで求めたもの2枚目。

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鈴木トリオ「黒いオルフェ」TBM-CD1863

1976年2月20日録音。原盤TMB63。鈴木勲b,cello/山本剛p,el-p/ドナルド・ベイリーds。ベイリーは、50年代から60年代初期のBlue Noteでのジミー・スミスの録音でのレギュラードラマーライナーによると76年にケニー・バレルの来日でともに来日し鈴木山本といっしょにリズムを務めたのが縁での録音らしい。

74年の渡辺香津美を加えた録音「All Right!」TBM36/TBM-CD1836では、ボサ・ノヴァラテンを中心とした自身のヴォーカル入りの軽妙で洒脱なエレクトリックサウンドと、ジャズ的なグルーヴを併せ持ったサウンドを展開していた。

この録音では、かなりオーソドックスなよく歌うジャズ山本のあくまでオーソドクスな、ウィントン・ケリー的なブルージーでよくスイングするピアノ。ベイリーのスネアとタムが、煽りあいのコアとなっている感じ。でも、中心はあくまで鈴木ベースソロ

ラテン風味の1曲目が、鈴木の軽快なチェロがひっぱってて抜群。山本のエレピもファンキーですごくよい。

この時期コルトレーン的なものから逸脱している日本人の録音としては、鈴木勲がそうだと思う。で、こういう軽妙なものからの振幅が凄く大きいひとでもある。この録音は、このときはこうだったんだナ、というレポートでしかないわけで、しかし、それってすごくジャズ的だなぁとか思います。

ジャズミュージシャンをある状況においてなにをするか、そのなにをする、どのようにする、の部分がジャズ的と思う自分なのデス。


もっと鈴木勲を聴かないとなぁ、とか思った。こんどはPJLのほうを漁ろう…