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半熟三昧(ジャズ味) このページをアンテナに追加

2005-12-23

[]"Maggie's Back in Town" Howard McGhee "Maggie's Back in Town" Howard McGhee - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - "Maggie's Back in Town" Howard McGhee - 半熟三昧(ジャズ味)

Maggie's Back in Town

Maggie's Back in Town

 あんまりしらないんですけど、バップの名トランペッター、ハワード・マギーアルバム。これも中古で購入。

 おそらく、ちょっとピークを過ぎたあたりの演奏だと思うんですが、バックがしっかりしているので、安定感があります。ラッパはとにかく軽くてよく回るフレーズが気持ちいい。

 ボクサーでいうと、軽量級の中身の詰まった体をしていて、やや前傾姿勢で懐にとびこんで、ジャブとアッパーを速射砲の様に繰り出すタイプでしょうか。パンチはあまり重くはなく、手数で圧倒するタイプ

 基本的にはバップイディオムだと思うけど、僕はその時代性に関係なく、こういう感じのまるで扇風機を思わせるようなめまぐるしいフレージングが好き目です。でも、こういうスタイルってあんまり後継者がいないよなぁ。目指して軽いパンチになるわけじゃないからだろうか。

 ちなみに、トランペッターボクサーに例えるのは僕はよくやるんですけど、例えばサッチモなんかは一撃が重い、ヘヴィー級のハードパンチャーだし、クリフォードブラウンは手数もありながら一発一発の芯が重いタイプマイルス居合術のようなカウンターパンチャー。


あと、マギーはMcGHEEというスペリングなんですけど、タイトルはMaggie's...でしょ。これはMcGHEEの渾名がMaggyってことなんでしょうか。英語に明るくないのでよくわかんないんですが。

2005-12-19

[] Steve Davis "Jaunt"  Steve Davis "Jaunt" - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク -  Steve Davis "Jaunt" - 半熟三昧(ジャズ味)

たまたま入った中古レコード屋に以前から目をつけていたこれが売られていた。やったラッキー。1200円。

 クリスクロスレーベルなので、サウンドは聴く前から予想がつきまくってしまうわけですけれど。どうも、クリスクロスというレーベルは、フィギュアスケートでいうところの、ショートプログラムみたいな感じだよね。好きだけど。

 オリジナルもあり、スタンダードもあり(半々くらいの配合)で楽しめました。カーティス・フラーが、「4 on the outside」で吹いていたLittle dreams、僕の好きな曲でした。憎いね。

 コンラッド・ハーヴィグやジム・ピューなどに比べると、Steve Davisはコンテンポラリートロンボーンとしては、比較的オーソドックスな(バップイディオムに忠実な)フレージングをするように思います。自分もトロンボーン吹きなので、音色・音量、フレーズまわしなどの各要素に関して、そのすべての高次元での調和ぶりは、とても勉強にはなるのですが、失礼ですがデーモニッシュな感じは全然しない。