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半熟三昧(ジャズ味) このページをアンテナに追加

2006-09-26

[]The George Shearing Quartet The George Shearing Quartet - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - The George Shearing Quartet - 半熟三昧(ジャズ味)

George Shearing Quartet

George Shearing Quartet

中古屋で買いました。

私の大学時代は、一言で言ってジャズクラブジャズに没頭していた生活だったのですが、ジョージ・シアリングは在学中にはあまり聴いたことがなく、大学卒業して、ジャズから遠ざかって初めて聴き始めました。

 確かにジョージ・シアリングは、演奏を目指す人間にとって、刺激的な部分は少ない。今にして思えば、ジョージ・シアリングピアノは(ジャズを問わず)職業ピアニストのための方法論として最適解ではないかとさえ思いますが、その頃僕のいた軽音部ジャズは、そういうのは邪道とされていた。ジャズで「メシを食う」ことに対して、ある種の潔癖さがあった。

 そういうのは、若者が目指すべき「ジャジー」さとは、ちょっと相容れないし、結局、シアリングはmusician's musicianではないということなのだろう。

 ただ、ひとたびジャズ漬けの毎日を離れ、社会に出ると、疲れて帰ってきた時に聴くような音楽としては、たとえばセシル・テイラーなどは全く不向きである。Adrenergicな音楽よりも、Cholinergicなものを。そういう時に、ジョージ・シアリングはとてもよい対象に思えた。

 というわけで、レパートリーはだんだん増えて、今では、自分の手持ちCDの中で、ピアノリーダー作としては、シアリングは、ビルエバンスに次いで沢山持っている。ハンコックより多い。


 ただ、このアルバムに関しては、かなりいただけない。上に書いたようなシアリングの悪い面ばっかりが出たようなサウンドだ。

 だって、一曲目に、ジョンレノンの、Yesterdayですよ。しかもいかにもジャズですぅ~といった感じにさらりとやりおる。ま、これこそがシアリングっぽさなのかもしれないけど、ちょっとこのアルバムは志が低すぎだ。

 ジャケも、なんか竹村健一みたいだし。

torutrbtorutrb2006/10/07 11:21BlueCatさんところから飛んできました。ジョージ・シアリングって今はなきFM東京の「ジェットストリーム」でよくかかってましたねぇ。むずかしくなく、さらりと味がある。さらりと味があるところが疲れた夜には良く合ってましたけどね。

hanjukudoctorhanjukudoctor2006/10/08 06:39どうもです。こっちのジャズだけ抜き書いたコーナー、自分も全然観ていないので恐縮ですが、シアリング基本的に好きなんですけれどもねえ。あまりバイショーっ気が強いものはやっぱり興ざめなのかもしれません。

2006-09-18

しかし、このジャズグループの死にっぷりったらないですね。僕も余所で書いたの横流ししてるだけだし。

[]バトル・ジャズ-ビッグバンドアルティメット高速チューン バトル・ジャズ-ビッグバンド・アルティメット高速チューン - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - バトル・ジャズ-ビッグバンド・アルティメット高速チューン - 半熟三昧(ジャズ味)

何となく立ち寄ったHMVで、購入。

 視聴コーナーにかかっていたこと、ジャケが綺麗だったことが購入の決め手。昔カセットテープで持っていたが、今では聴けなくなってしまったのが幾つかあった。懐かしい。

 はてなではno imageですが、ジャケはこんなです。

f:id:hanjukudoctor:20060918181821j:image

 タイトルが内容のすべてを表していて、フルバンの血中濃度上昇系の曲のコンピレーション。誰が選曲したか知らないが、バンドバリエーション微妙豊富現在30代後半から40代くらいの、昔大学時代にビッグバンドに在籍していた人間が選曲するとこうなるんじゃないかと僕はにらんでいる。コンテンポラリービッグバンド北欧系はないし、例えば今現役ビッグバンドをしている人間の選曲とは、ちょっと思えないので。

 で、確かにどいつもこいつもえぐい系の曲。ベイシーの「ヒーツ・オン」がこの中ではおとなしいくらい、というと、大体その激しいいっぷりがおわかりになるでしょうか。




 ところで、ジャズは「やってる人」と「きいてる人」で、嗜好がだいぶ違う。

「きいてる人」の六割方は例えばビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」的なものを聴くのに対し、管楽器で「やってる人」(の六割方は、こういうサウンドを好むのだ。(大体こういう人はビッグバンドに所属している人がマジョリティであるから)。

 そこには大きな隔たりが存在し、その為に生じる誤解は「アマチュアジャズプレーヤー」を称する人種の日常的風景と言えよう。

 ジャズは「夜、おしゃれなバーでかかっているムード音楽」「女を口説くための音楽」だけではないのだ。

 あんまりジャズ聴いたことない人で、興味があるなら、これ一枚くらい買っても損はしないんじゃないかしら。1800円だし。但し女性を連れ込んだ時にかけるBGMには適しませんが。

 個人的には穐吉バンドのStrive for Jiveが一番きました。確か花魁譚に入ってたんじゃなかったかと思うんですけれども、いやーすごい。