Hatena::Groupjazz

半熟三昧(ジャズ味) このページをアンテナに追加

2014-05-05ヒゲとボインとギター

f:id:hanjukudoctor:20131207180111j:image:w240:right

ワークライフバランス(Wikipedia)という言葉と同様に、ミュージックライフバランス、ということを考えてもいいと思う。

 バランスを欠いている人が周りに多すぎる。

 自戒もこめて。クールダウン

 *  *  *

 プロ場合はすべてのエネルギーを注力することが許される(むしろそうしなければいけない)が、主たる生計が音楽以外にある場合は、可処分時間として多くを仕事に削られ、残ったリソース音楽に注ぎ込むことになる。

 問題は残ったリソースのうちどれくらいを音楽に注ぎ込むかだ。この可処分時間のうち音楽占有率が多すぎる場合は、その分何かを代償していることは間違いなく、しかも我々はそのような「不都合な真実から目を背けがである音楽基本的には「快」に属することで、今やらなければならない緊喫の事案から目を背け、音楽に逃避する弊がある。

 以前僕は学生に向かって「学業音楽セックス。二つまでは選べる」と言っことがある。セックスという言い方が直截的すぎるなら、恋愛といってもいい。これは医療における有名なトリレンマパクリだが、社会人になっても学業仕事に置き換わるだけでそれは同じだ。

ヒゲとボイン

 Unicorn名曲ヒゲとボイン」は仕事恋愛かという二者択一ヒゲとボインというアイコン単純化して見事な歌詞にしたわけで、この言い方に従えば、我々は「ヒゲとボインギター」のうち2つを選ぶ世界に生きている。

 *  *  *

 ただ、現実オール・オア・ナッシングではなく、ゲームのようにアイコンを選んで装備して終わり、というわけにはいかない。現実には、我々はヒゲボインギターバランスよく配分して生きることになる。複数のことを同時に処理する意識をもつ必要はあるけれど。

 私は頭の中に、自分の取り組んでいることに関するポートフォリオ(wikipedia)をいつも頭の中で想像している。その中には、仕事(これは臨床的なこと、医療経営的なこと、学術的なことなさらに細分化されている)や、音楽ダイエットジョギング)、家族との関係性、友人関係などが入っている)。

 自分の中のポートフォリオの中の事柄の優先度をうまく管理して、ベターパフォーマンスをあげられればいいと、いつも思う。

 人がどう感じようが、自分のなかでトータルで損得感情が浮けば、人生、勝ちだ。

 *  *  *

 一つ一つの事柄に関しては、かけたコストに対してリターンが帰ってくる。この場合コストお金ではなく、時間自分情熱であり、リターンは自分満足度ということになる。

 ある程度コストを増やすにつれてリターンは増える。が、あるレベルを超えると用量依存性が失われて効率は逓減してゆくはずだ。

 そしてポートフォリオファイリングされている音楽仕事、だけではなく、その他のものにも気を配っておかなければいけない。家族のこと、だったり、恋愛だったり。家事だったり、その他の維持すべき友人関係であったり、別の趣味であったり。時間は有限で、ある種誰にとっても平等だ。自分にとってのもっともよいバランスをさぐる。


 音楽に対する深い情熱を持つことと、冷徹に今の自分のありようを客観視して、注力する時間を出し入れすることは矛盾はしないと思う。すべては趣味継続させるのに必要なことだ。BCP(Business continuity planning)。


 すなわち、ミュージックライフバランス