2006-01-06
■ [live]アトリエ澤野コンサート2005
昨年の12月3日に行ってまいりました。以下感想です。mixiで書いたやつの転載ですが…。
澤野工房のCDって実は全然持ってないんですけども(Sketchレーベルものは別)、 ケニーバロンとブライアンブレイドが観たくて。 意外にも、彼らはCDを最近ここから出してるようです。 ホントに意外だ。
で、会場に行って思ったのが、澤野工房レーベル自体のファンがたくさんいたこと。 ま、澤野プロデュースのコンサートなんで当たり前っちゃ当たり前なんですが。 1stセットのジョバンニ・ミラバッシが始まる前の紹介とか、 結構お客さん盛り上がってました。昨年も来日した、澤野の看板ミュージシャンの一人だとか。
で、その1stセットのジョバンニ・ミラバッシなんですが。
僕は、ライブに行っても損したなーとかあんまり思わない人種なんですけども。
ちょっとありえない内容でした。
そもそもベースは聞こえないわ、ドラムは?なセンス、ピアノはアーティキュレーションほぼ0、トランペットはワンパターン。似たような曲ばっかり何回もやるし、特にインタープレイがすごいわけでもなく。アンコールのキャラバンもちょっと…。
これがホントに人気があるバンドなんですかねえ。オーナー澤野氏の「お客さんの声援で、彼らももっとうまくなると思います。今は暖かく見守ってください」というセリフにひたすら苦笑い。ぜってえCD買わねえ。
で、気持ちを切り替えてキヨシ・キタガワ・トリオ。日本人がリーダーでケニー・バロン、ブライアン・ブレイドと演奏するっていうのも興味深かったんですが。まず驚いたのが、ベースとピアノの音が前のバンドと全然違ったこと(笑。ああ、PAが悪いわけじゃなかったんだな、と。
ベースの北川さんがリーダーということで、ベースメインのトリオ演奏。ケニーバロンとブライアンブレイドはさすが。格が違うというか、なんというか。いいもん観ました。北川さんも観たのは初めて。上手かったです。こういう人がもっと注目されるといいな。ベースソロがあんまりにも長いんでちょっと飽きましたが。
ブライアンブレイドを観たのはこれで2回目ですが、まじ感動的なドラミングでした。前回の東京ジャズ2004の時はホランドにくぎ付けだったので、実はあんまり印象に残ってなかった(汗。なかなか観れる人じゃないので、観れてよかったなと。あの4ビート、夢ででもいいからいっしょにセッションしたい(笑。
ケニーバロンもやっぱりよかった。ジョバンニ・ミラバッシと比べるのも失礼なぐらいに、アーティキュレーションもノリもハイレベル。ただ、ベースメインだったので、あんまり前に出てくれなかった。もうちょっと聴きたかったんですが、そこだけが残念。
いろいろありましたが、ブライアンとケニーで満足です。
以上が感想です。
2005-06-04
■ [live]Joe Lovano Quartet In Motion Blue YOKOHAMA
久々の更新はJoe Lovanoの来日公演の感想です。最近CD買ってないのでなかなか更新できないのですが。
さて、今日のライブはモーション・ブルー横浜の1st Set。Joe Lovano(sax), James Weidman(p), George Mraz(b), Lewis Nash(ds)と豪華な面子でした。
Joe Lovanoを生で観るのは初めてだったので楽しみにしていたのですが、期待通りすばらしい演奏。外見通りの(?)パワフルなプレイに圧倒されました。George Mrazは、会場に慣れていないようで弾きづらそうな感じでしたが、ベースソロではさすがに聴かせる内容。楽しみにしていたLewis Nashは、少し叩き過ぎだったかな。とはいえ、彼の叩き出すビートは非常に気持ちいいもので、凡百の日本人プレイヤーよりはるかにスゴかったですが。イマイチだったのがピアノのJames Weidman。特に印象に残らないプレイでした。早い曲で攻める姿勢を見せるも、フレーズの途中でズッコケたり。まあそれもご愛嬌か。
Joe Lovanoに関してもう少し詳しく感想を書くと、彼の演奏はとてもスリリングだ、という点に尽きます。テンポの速い曲でも遅い曲でも、決して簡単なフレーズに流れたりしない、オリジナルなフレーズを吹き続ける姿勢にはちょっと感動しました。次にどんな音を出すか、ワクワクしながら聴き続けました。一聴してわかる個性というんでしょうか、コアなファンが多いのもうなずけます。
会場の音響がちょっといまいちでしたが、全体的にはなかなかいい演奏でした。また日本に来て欲しいもんです。今度はECMメンバー(Paul Motian, Bill Frisell)と…無理かな。
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2004-12-15

■ [live][review]Jazzin’ Paris レビュー
以前から告知していましたが、12月12日(日)に「Jazzin’ Paris」に行ってきました。「Enrico Rava & Stefano Bollani - Duo」と「Henri Texier - Strada Trio」の2本立てのコンサートです。
会場はすみだトリフォニーホール。初めてでしたが、オケ用のホールらしいゴージャスな造りに圧倒されました。お客さんは8割ぐらい入っていましたかね。
詳しいセットリストは、いっしょの会場で観ていたd:id:le-feu-folletさんのd:id:le-feu-follet:20041212#p1を参照してください。
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1stセットは「Enrico Rava & Stefano Bollani - Duo」。デュオといっても、決してインタープレイ合戦に走ることなく、「曲」を大事に演奏しているといった印象を第一に受けた。特に、Bollaniはほとんどの曲でかっちりとバッキングをつけていた。
何といってもすごかったのはRavaのトランペットの表現力。トランペッターの演奏を聴く時には「ハイトーンがどうの」とか「速いパッセージのフレーズが」などというテクニック中心の観点から聴きがちだが、Ravaの演奏はそういった聴かせ方をさせてくれない。なぜなら、全てのテクニックの目的が「表現」そのものに収斂されているからだ。演奏は実際には高次元で複雑極まりないものの、そこにあざとさを感じることはない。この日のRavaのプレイは、直接心に訴えかけてくるもので、とても気持ちのよいものだった。
相方のBollaniに関しても同じことが言える。そして彼の演奏からは、単なる管楽器の伴奏にとどまらない、はっきりとした自己主張がうかがえた。特にトランペットのアドリブが終わってからのソロ部で、ピアノという楽器をフルに鳴らしきったアドリブで曲を盛り上げていたのが印象的だった。
アンコールは「My Funny Valentine」。Ravaの十八番の曲だ。演奏を始める前にMCで”You should know this ballad.”と聴衆に向けて言う。その”should”にどのような意味がこめられていたのかはまだわからないが、その「My Funny Valentine」には確かに”should know”と感じさせる何かがあった。
休憩を挟んでからの2ndセットは「Henri Texier - Strada Trio」。主に北アフリカ~中東系の民俗音楽風の曲と、超ハイテンションフリーの2種類の曲を演奏していた。1曲目でいきなりChristophe Maguet(drum)がやけにスゥイングする4ビートを叩き始めたときは「ああ、ハズレかな」と思ったが、このドラマー以外の、Texier親子はかなり良かった(ドラムの彼もドラムソロ以外はまあまあだったが)。フリーの曲に関しては僕にはまともなことがあまり言えないので(面白かったけれども)、民俗音楽風の曲に関してだけコメント。同行した人達とかなり意見が別れたものの、僕はこの数々の民俗音楽風の曲の演奏はかなり高く評価したい。
フランスのジャズというとクラシカルなイメージが強くなるが、このバンドの演奏はその対極に位置するものであった。というのも、バンドにピアニストがいないからだ。そもそも、サックス(持ち替えでクラリネットも)、ベース、ドラムという編成は基本的には西洋音楽の編成ではない。置き換えるなら、「笛」「(三味線やシタールのイメージの)弦楽器」「太鼓」という、非西洋民族性を前面に打ち出した編成だ。しかしこのバンドのサウンドはまるっきりの民族音楽というわけではない。唯一の旋律楽器のサックス(クラリネット)は透き通るようなクラシックオリジンの音で、ベース、ドラムも高いテクニックに裏打ちされた演奏だった。つまり、このバンドでは「西洋人である彼らなりのやりかたで」異なる文化圏の音楽文化にアプローチするということが主眼だったのである。
もちろんそこには政治的メッセージ性が強く含まれる。フランスはイスラム系移民が近年増加していて(全人口の7~8%が移民)、このことは重要な社会問題となっている。そこで、元からのフランス人がどう多文化主義を受け入れていくかということが問題になる。フランスといえば西洋文化の中心地であり、そう簡単に自国中心主義を放棄できるものではない。それに対してのこのバンドのStatementが、西洋音楽の象徴であるピアノを拝した「民俗音楽風」トリオだったのではないか。ここには確かな歩み寄りが見られるし、自らの文化背景も自然な形で表出している。「音楽に政治性はいらない」と考える人もいるだろうが、ここには確かにまた一つの「音楽」の形があった。
「Awa」という曲が4曲目に演奏された。Henri Texierが始める前に、英語で「…Awaとは水(Water)のこと。砂漠をイメージしてほしい」というようなことを言っていた。フランス人のイメージする砂漠は日本人のそれとは違うのかな、などと考えながらこの曲を聴いていたのを覚えている。
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最後にダッシュで出待ちしました。運良くEnrico RavaとStefano Bollaniに、ジャズ研用の色紙にサインゲット。Ravaには個人的に『Easy Living』(ASIN:B0000UI278)にもサインしてもらいました。
ちょうどこの日は、パリで「European Musician of the Year Award」をEnrico Ravaが『Easy Living』で受賞したとの報があったとのこと。日本にいて、Ravaはどんな気持ちだったんでしょうか。
shibuはじめまして。
ちょっと前に、ここを見つけました。
僕も違う会場で、ラバ・ボラを見てきました。
錦糸ではMy funnyやったのです。ああ、それも聞きたかった。
最近ブログを始めたので、12/9の演奏曲目を書いておきました。
興味があったら、どうぞ覗いてください。
http://catpaws.tea-nifty.com/tea/
トラックバックを、試みたのですが、初心者のため、上手くいかなかったようです。
http://catpaws.tea-nifty.com/tea/
shibuあれ、URL、2回書いてしまった。すまんです。
tettsunnども。拝見しました。曲目が全然違いますね。
「The way you look tonight」とかやったんですか。
すみだのほうはスローナンバーが多かったですね。
ではでは。
shibuどもども。僕もスタンコ、フレズのコントス大好きです。
また、遊びに来ます。
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Bye