tettsunnの日記

2004-09-20

[][]森山~東京JAZZツアーその1

車で岐阜までは8時間ぐらいかかりましたかね。土曜日は森山威男を観てきました。

会場は1000人ほどのホールでしたが、山下洋輔や板橋文夫、井上淑彦らが来るとあってか、ほぼ満員。

演奏の方は、まずピアノレスの一発の高速キメキメ4ビート、そして板橋をフューチャーしての「サンライズ」「渡良瀬」。休憩を挟んで森山と山下のフリーデュオ、「キアズマ」もやっていた。そしてピアノが田中信正に代わって3曲ぐらい一発とバラードを演奏して本編は終了。

アンコールではまずフロントとベースの立っていた山台が運び去られ、板橋と森山のフリーデュオが始まった。ドラムソロを挟んでピアノが田中にチェンジ。次は山下にチェンジかと思っていたら、何とステージの反対側から山下が座ったピアノがもう一台出てきて、ダブルピアノのフリーが始まった。元からあったほうのピアノでは板橋と田中が連弾でぐわっしゃぐわっしゃ弾いていた。このエネルギーはどこから来るんだろうな、と感じる。最後に田中と森山のデュオで「グッドバイ」をやって終了、ベタだな。

いやいや、CDで聴いたあの怒涛のドラミングが目の前でじかに再現されると(もちろん本当は逆なんだけど)、流石に震えます。素晴らしい。森山信者が多いのもうなずけます。

音川英二と井上淑彦はやっぱり上手かった。音川はとにかく八分音符フレーズをずっと吹いていてやや単調だったかなと思ったけど、でもそのテクニックの凄さに圧倒された。井上は円熟味を帯びた演奏。

公演終了後、楽屋に行って森山威男のサインをもらってきました。ジャズ研の部室に飾っておきます。

[][]森山~東京JAZZツアーその2

次の日は一路東京お台場ビッグサイトへ。

ビッグサイトはコミケでも有名らしいですな。構造は鉄骨とコンクリートで、やや音楽には不向きかなと思っていましたが、予想が的中。ベースの音が広がりすぎて何も聴こえませんでした。

最初のバンドはクリヤマコトのファンクバンド。ベースはヒノテルの息子だったが、音がモコモコして全然聴こえなかった。PAがヘボかったのか。ファンクバンドでベースが聴こえないと最低だ。流石にクリヤマコトは上手かったけど。椎名純平がゲストだったが、浮きまくりでウザかった。PAに戸惑ったのか、それともただ単に歌が下手なだけなのか、ぜんぜんバックと合ってなかった。

次のバンドはセロニアスモンク・インスティチュート・ジャズ・アンサンブルというよくわからない外タレバンド。モンクとは名ばかりで(おそらく基金、学校の名前だろう)、一聴して東欧系の曲を演奏していた。7拍子とか、エグイエグイ。トランペットとテナーのクインテットにビブラフォン、ギターという編成で、混沌とした音楽世界を披露。でもそんなに上手くなかった気が…。まあ面白かったのでよし。

そして目玉のハンコック、ショーター、ホランド、ブレイドのバンド。この辺になると、PAもまともになってきた。それにしてもショーター、音数少ない…。近年の演奏スタイルでそれは承知していたのだけど、ここまで少ないと少し物足りない。譜面はちゃんとあるようだったけど、フリー気味の演奏、という曲が多かった。最後に「Footprints」をやるも、テンポはフリー。テクニックとかインタープレイが凄いのはわかるんだけど、イマイチ煮え切らないといった印象。カタルシスとかはゼロ。流石にこれには戸惑った。そうそう、ホランドのベースソロは確かに凄かった。

ラストはTOTOをフューチャーしてのスーパーセッション。ベースが一発のパターンを弾いてフロントでソロを回し、静かになってまたベースが一発のリフ、というのが4回ぐらい続いた。TOTOのギタリストが良かった。でもその他は…。まあホランドは凄かっ(略。

最初からあんまり期待してなかったけど、エンターテイメント性がほとんどない公演だった。音楽のレベルは高かったからいいけど、せめて4ビートが一曲ぐらい聴きたかった、かな…。

ゲスト



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