zokkon jazz

2004-09-02

渡辺貞夫

d:id:zokkon:20040830#p2 で書いたように,今月は Richard Tee 強化月間にするつもりなので,とりあえず2枚買ってみた。

3枚目のはリチャード・ティーに無関係,ナベサダつながりでついでに買ってみたもの。ナベサダのアルバムでリチャード・ティーは #6, #7 のみ参加。

ガッド・ギャングのは2曲目から3曲目への流れがかっこよかった。なんかアルバムの構成がスタッフの最初のアルバムに似てるなあ。

ところで,渡辺貞夫の作品はぼく中学の頃に出たもので,久しぶりに彼のアルバム特有のスリルを味わった。その頃は「なんか音程が狂っているような気がするけどこれがジャズなのか」なんて思っていたものだ。Marcus Miller と Buddy Williams が参加している。

『ぼく自身のためのジャズ』という徳間書店から出ている自伝の文庫版を持っているんだけど,そこでナベサダは「もっと早く楽器を始めていれば違っていた」と語っていて,第一人者になっても練習を欠かさない求道者的な姿勢を岩浪洋三がたたえていた。でも,あれだけ若いミュージシャンを次々に発掘できるような耳のいい人が,自分のプレイに満足していたとしたらそっちのほうが驚き。「昔はすごかった」とよく言われるが……

メディアも物分りがよくて,彼の音程の悪さとかについて触れたものを主流のメディアでは読んだことがないが,それでいいのかなあ。まあ,一部の本当に興味がある人だけがわかっていればいい事柄かもしれない。