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半熟三昧(ジャズ味) このページをアンテナに追加

2005-07-31

[]Hal Galper"Childrens of the light" Hal Galper"Childrens of the light" - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - Hal Galper"Childrens of the light" - 半熟三昧(ジャズ味)

Children of the Night

Children of the Night

ええと、Hal GalperBrecker Brothersの人達を加え、ニューオリンズで録ったものです。背景はよくわかりませんが、ブレッカーはいかにもブレッカーです。兄弟名義のアルバムよりもランディが前に出ている感じもいたします。やっぱりラッパって、サックスよりも年齢による衰えが早いんだろうか、ピッチャーの肩が消耗品なのと同じように。

 これ、一本録りとかなんでしょうか?音、必ずしも悪くないんですけど、妙に臨場感がありません。立体感がない。

 今一つ引っかかるところがないのですが、聴き直してみると、Hal Galperの頑張りっぷりが印象的でした。うん、たしかに彼のリーダーアルバムだ。


それからもう一つ、軽音部員はよくこういうもっさいタートルネックの服やら着ていましたが、Hal Galperさんに、そういう僕らのファッションルーツの一端をみた。

2005-07-23

[]Louis Smith "Here Comes Louis Smith" Louis Smith "Here Comes Louis Smith" - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - Louis Smith "Here Comes Louis Smith" - 半熟三昧(ジャズ味)

ブルーノートTp7賢人、ルイ スミスの一番有名な、アルバム。だったと思うんですけど。

最初に聴いたのは神戸ジャズ喫茶震災前のJam Jamだったと思う。

 内容はまぁ、普通のB級ハードバップ佳作です。

 ルイ・スミスは普通にうまくて、普通によく音がのびて、普通のフレーズ。息のスピードを使って、高音でよくまわるフレーズには、時折はっとさせられるけども、フレーズの新奇さとかは、かなり、ない。基本的にはコードなりに素直に吹いている。なんか、山野のビッグバンドとかでよくいる、ベイシーバンドでまあまあうまいラッパのソロを聴いている感じでしょうか。

 実際私学生の頃、ルイスミスがスティープルチェイスでバラードとか吹いているCDとか半分くらいコピーしてまして、単に自分の持ちフレーズになっているからかもしれない。だから新奇さを感じないのかも。僕のソロってこんな感じで、あんまりオルタードとか、コンディミとか出てきまへん。

 ここまで、けちょんけちょんに書いていますが、私、ルイスミス、大好きですからね。そこんとこ間違えないように。

2005-07-19

[]"Lush life: the Billy strayhorn songbook" "Lush life: the Billy strayhorn songbook" - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - "Lush life: the Billy strayhorn songbook" - 半熟三昧(ジャズ味)

Lush Life

Lush Life

いろんなアーティストのBilly Strayhornの曲集、とはいえ、このCDのために録り下ろしではなさそうなので、多少安易さも否めないコンピレーション

ビリー・ストレイホーンはジャズの生き神様デューク・エリントンバンドの片腕として活躍した人です。華やかなエリントンに対し、ストレイホーンは殆ど目立たず裏方に徹した。わかりやすく言うと、ダウンタウン松本人志に対する高須光聖のような存在、うーんちょっと違うな。林家ぺーに対するパー子のような存在。しまったむしろちょっと遠ざかった。

 エリントン自体がたいがい作編曲の権化のような存在ではあるが、ストレイホーンはそれに負けないほどの作曲の才をエリントバンドに捧げ、エリントバンドの超強力二枚看板として君臨したのでした。死が二人をわかつまで。


 CDの最後の曲が"Take the A train"で、構成としてはほっとする。というのは、その一つ前の曲は"Blood Count"Strayhornが不治の病に侵されて病床でポタリポタリと落ちる点滴(か輸血)のしずくを見ながら作った曲(たぶん遺作じゃないかと思う)から。そんなんでCDが終わったら、ぼくちゃん悲しすぎましゅ

最後が”A train”だったら、大・団・円 って感じ。ちょうどフェリーニ映画"8 1/2"のラストにも似て、祝祭的でさえある。

 Strayhornの曲は、とてもジャズっぽい。私理論のことそんなにわかりまへんけど、たとえば有名どころでは、サテンドールAメロ6小節目、A train Aメロ4小節目とか、いかにもっぽいと思う。ゆるぎない増4の音が常に背後に聴こえるような気がする。

2005-07-02

[]"Curtis Fuller with Red Garland" Curtis Fuller "Curtis Fuller with Red Garland" Curtis Fuller - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - "Curtis Fuller with Red Garland" Curtis Fuller - 半熟三昧(ジャズ味)

Curtis Fuller With Red Garland

ごっつ久しぶりにトロンボーンCDを買った。ハードバップを買うのも久しぶりかも知れない。

こういうジャケをみると、BlueNoteのジャケットのデザインの良さが逆によくわかる。結構いい写真だと思うし、文字と写真の組み合わせという点では共通なんだが、なんなんでしょ、このあかぬけなさは。

 内容は、特に盛り上がる部分もなく、割と淡々としたハードバップアルバムである。

 だけど、カーティスフラーは、やっぱりこうしたバップディオムの演奏が一番しっくりくるなぁ。モード全盛期には、あきらかに周りのサウンドについていけてないんだもの。なんつーか演奏に迷いが全くない。

 昔はこういう演奏に関する「迷いのなさ」って、ジャズとしては深みにかけるんじゃないかなぁとか思っていたけれど、最近はもうそんなんどうでもええやんとか思ったりもする。

残酷なようだが、悩めばいい演奏ができるという保証があるわけではない。結局ビルエバンスの代表作ヴィレッジバンガード4部作だし、あれほど生涯悩みまくったロリンズだって、代表作はサキコロなんだ。そうした悩みを通り抜けてもはやどうでもよくなったかのようにみえるロリンズも好きだが、いやはや、リスナーというのは残酷なもんだよ。