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半熟三昧(ジャズ味) このページをアンテナに追加

2007-02-19

[]"Crystal Silence" Chick Corea / Gary Burton "Crystal Silence" Chick Corea / Gary Burton - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - "Crystal Silence" Chick Corea / Gary Burton - 半熟三昧(ジャズ味)

Crystal Silence

Crystal Silence

(もしくはasin:B0000031OU)

 Chick Coreaにはまっていたのは高校生の時分です。確か、大学受験の朝、このCDを聴いた記憶がある。大学生の時は、実現可能性のある音楽しか聴かなかったからな。

 Chick CoreaGary Burtonデュオ3部作の一作目。ピアノヴィブラフォンの二人、ドラムベースもなしという、およそ考えにくいフォーマットではありますが、これが非常に完成度が高い。美しい音楽を聴きたい人におすすめ

チック・コリア&ゲイリー・バートン・イン・コンサート

 僕は永らく三部作の中では、三作目にあたるZurichでのライブが一番好きだと思っていたんですが、それはいわゆるライブ感、グルーブ感に特別な感情をいだきすぎていたからかもしれません。Crystal Silenceには「熱さ」が乏しい、と思っていたんですが、逆に今聴くと、三作目はちょっとがちゃがちゃした過剰な部分という風な印象もうけます。Crystal Silenceには「閉じた輪」のような静謐さがあるように思う。確かに一作目はECMサウンドで、三作目にはECMサウンド「らしさ」はないです。

 ええと実は、このCDを買うのは3度目くらい。無くしたり、借りパチされたり。三部作なので、欠けると居心地が悪いんですね。オススメCDの一つではあります。

2007-02-07

[]Rigmor Gustaffson "I'll Wait for you" Rigmor Gustaffson "I'll Wait for you" - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - Rigmor Gustaffson "I'll Wait for you" - 半熟三昧(ジャズ味)

I Will Wait for You

I Will Wait for You

ちょっと前から、この北欧ジャズシンガー、rigmor gustaffsonが私の中で密かなブームになっているのです。これは、十月にDDWが札幌であったんですが、札幌中古レコード店にてたまたまあったのを購入。どこに出かけてもCD屋に行くという悪い癖をいかんなく発揮。荷物も重かったのに、ふうふう言って持ち運んだ覚えがあります。CDとなると目の色が変わってしまうんですよねえ。

 このACTレーベルというのはスウェーデンデンマークの、まあいうなれば北欧レーベルなんですが、ここで買ったCDは、自分の好みとからあまりはずれがないので、最近ひいきにしています。

 このACTレーベルで大きな顔をしているのがトロンボーンNils Landgrenという男で、こういう歌手プロデュースも手がけているし、自分も歌いますし、自分自身のファンクユニットも持っていたりと、もの凄い存在感がある。日本でいうと村田陽一小西康陽を足したような存在、はさすがに言いすぎかしら。でも大きな地位を占めてるのは間違いない。音楽的にも引き出しが広い感じ。

 このジャケで、ハンドパワーみたいなポーズを決めているおっさんが、そのLandgrenです。「後ろから、操ってるで~」とでもいいたいのでしょう。実際そうなんですけれども。このアルバムでは何曲かtbを吹いて何曲かはデュエットみたいな感じで唄ってます。Rigmorもいいんだけど、Nils Landgrenのボーカルハスキーテノールで結構いいんだよね。サウンドは、一言でいうと、AORっぽい、クールなサウンド。

 Makin' Whoopeeなどは、スウィングっぽくやるのが普通ですが、自らのfunk unitでの得意パターンですが、クールな16ビートで大層格好いいです。他の曲もいい。

 Rigmorは、なんか、大変そうに切なそうに唄うけれども、ビョークの唄い方よりは、もうちょっとねっとり具合がすくないような感じの唄い方をします。上手です。

2007-02-05

[]『黒人リズム感の秘密』七類誠一郎 『黒人リズム感の秘密』七類誠一郎 - 半熟三昧(ジャズ味) を含むブックマーク はてなブックマーク - 『黒人リズム感の秘密』七類誠一郎 - 半熟三昧(ジャズ味)

黒人リズム感の秘密

黒人リズム感の秘密

七類こと国際的に有名なダンサー・コレオグラファー、トニー・ティーのダンス解説書。

東京大学のアルバートアイラー』で取り上げられていたのを前もって知っていて、古本屋で見つけて買いました。

 表紙は黒に金色で筆文字の題字であり、大層かっこいい。

 非常に納得のいく本でした。ダンスは全然しない私ですが、著者のいっている「体幹のパルスリズム」「脱力とインターロック」というのは自分の音楽体験でも実感していましたから。ここまで意識はしていないし、言語化できるレベルでの理解ではありませんでしたが、ビッグバンドをやっていた後輩に「リズムは首で感じろ」とかアドバイスした覚えがあります。あれ、あながち間違いではなかったということですね。

 単身アメリカに渡り、実力で今の地位に至った人間の類型として、自己アピールがやたら巧妙であるという癖があり、実際彼のダンス界での地位をしらないので、どこまで彼の言を信じるべきかはわかりません。んが(ここ鼻声音ね)私の到達した結論と大体合致しているし、菊地成孔も、『東京大学のアルバートアイラー』で、その主旨に対して全面的に肯定(というか、かなりの部分をそのまま引用)していたことからも、多分真理に極めて肉薄しているのは間違いないと思う。

 例えばビッグバンドとか、ファンクとかのバンドをしていて、ノリが悪い、ノリが違うと言われて、悩んでいる人などには強烈におすすめしたい一冊。

 あとは、出身がえらい近いことにびっくり。彼が黒人リズムに開眼した街は、多分僕が幼少期に過ごした街だと思う。

GumpGump2012/02/15 23:00Hey, that's a clever way of tihnknig about it.

muzbhgiygyzmuzbhgiygyz2012/02/17 00:22fh3oQw , [url=http://gkmvsbxrjdzn.com/]gkmvsbxrjdzn[/url], [link=http://pqnveepggugm.com/]pqnveepggugm[/link], http://cqvdvoloiplj.com/

2007-02-01 このエントリーを含むブックマーク

p1*[book][jazz]『ジャズ・アネクドーツ』 ビル・クロウ 村上春樹

ジャズ・アネクドーツ (新潮文庫)

ジャズ・アネクドーツ (新潮文庫)

 ジャズ村上春樹ジャズミュージシャンのアネクドーツ=逸話の集積本。ビル・クロウは偉い。地道な仕事だとは思う。ま、でもビル・クロウもこの時代のミュージシャンですから、おじいの昔語りのようなものかもしれない。

 昔のジャズマンの類型が窺うことができますが、最近のトップ・ジャズミュージシャンのそれとはずいぶん違うなあと思った。なんか、宵越しの金はもたねえっぽい感じで、気持ちがよい。

 あと、この時代のジャズは、ジャムセッションなどで、「勝負!」みたいなのが逸話によく出てくる。最近ジャズは多様化、たこつぼ化しているから、全然違うスタイルとかだったら、まず一緒にやらないよね。ルール・土俵が同じだから優劣というのがはっきりするんだろうし、剣術勝負のようなのが多い。

 きょうびのジャズは、もうそんなよき時代ではなくて、ミューシャンは直接の勝負ではなくて作品で勝負をする。ま、僕らが勝手に思っている最近のトップジャズミュージシャン像というのは、朝早く起きて、ジョギングを終えたあとは、プールサイドでフレッシュジュースでも飲みながら、ファイナンシャルタイムスに目を通す、わぁ、字面で書くとえらい通俗的だー。でもハンコックとか、そんな感じくさいよね。